「けだものだらけの」歌詞

意にそぐわないルイビルスラッグ
知らぬ間に勝手に当たって勝手に砕けたから
当たり障りのない抽象論を
自分に言い聞かせて着席

ストライプパジャマとシックなジャケット
着こなすもこの期に及んで恥ずかし俯いたから
当たり障りのない抽象論を
自分に言い聞かせて着席

目まぐるしいけむくじゃらのホームルームに
スリルのかけらもないチャイムが鳴り響く

けだものだらけの2年A組
間違ってるのは僕じゃないんだ
おしゃべりの話題も、笑いのツボも、
みんながちょっとおかしいだけなの

見た目も中身も綺麗寧でしょ
河童のように変幻自在に
溶け込んだ自分とも
知り合ってみたいかったな
刀、携えて、教室の正義と悪を一刀両断
それが、終わればみんな友だち
ってわけでもないか

四六時中着眼乱高下で
わあわあきゃっきゃとぐらんぐあんぐわん
五里霧中視線大回転で
五感直感頼りの大迷路

あっちこっちそっちじゃないとか
習わなかったからわからないんだ
僕を遮るチャイムがただ降り注ぐ

けだものだらけの2年A組
間違ってるのは君らじゃないんだ
おしゃべりの話題も、笑いのツボも、
僕だけちょっとおかしいだけなの

見た目も中身も綺麗寧でしょ
ヤマタノオロチの八方美人で
なくたって、なんなりと
優しくいたかったな

刀、携えて、教室の正義と悪を一刀両断
それが、終わればみんな友だち
ってわけでもない

でも、僕はこんなおかしな僕が好き
って感じでいいよね