1. Lost in Paris (Tom Misch)
2018年。アルバムは『Geography』。ジャンルとしては、ネオソウル、ジャズ、ファンクに入ると思う。
ギターのフレーズが特徴的で頭に残る。Tom Mischは優しくて深みのあるギターが代名詞な気がする。この『Geography』というアルバムは全曲すごくいい曲。リズミカルでキャッチーなのもあれば、ゆっくりとしたメロウな曲もある。聴いたほうがいいよ!なんかすごい。
Lost in Parisの作曲の裏側として、Misch自身がパリで大切なハードドライブをなくしたという個人的な経験がある。だから”Lost in Paris”なのである。そのハードドライブには新しく作った曲がたくさん入っていたらしい。辛いね。けど、そのおかげで名曲ができたなら報われた感じもある。
2. 革命(andymori)
2010年。作詞・作曲はボーカル・ギターの小山田壮平。アルバムは『ファンファーレと熱狂』。ジャンルはロック。andymoriの代表曲のひとつ。
疾走感とエネルギーがすんごい。まっすぐ届く小山田壮平の歌声が好き。誰にも嫌われない声だと思っている。そして捲し立てるような曲の速さに似合う声。
ボーカル、ギター、ベース、ドラムというロックなサウンドで構成されていて、ロックの魂を感じ取れる。どのパートも圧倒的な主張を繰り出してるのがかっこいい。
勇気をくれる歌詞と曲調。君の人生、小さな世界かもしれないけど、革命を起こせ!そんな感じの熱いメッセージが込められていると思う。「100日 1000日 10,000日たった後で きっと誰かの心に風を吹かせるんだ」という歌詞がお気に入り。
たった1分38秒という短い曲。だけど聴いた人はその1分38秒で、勇気をもらえたり、ど肝を抜かれたり、諦めることをやめたり、心に風が吹いてくる。そんな曲。
3. Piano Man (Billy Joel)
1973年。アルバムは『Piano Man』。ジャンルはピアノロック、ソフトロックらしい。
この曲は、Billy Joelの過去の経験に基づいて作られた曲。彼は若い頃、ロサンゼルスのバーでピアノ演奏者として働いていた。曲ではバーに集まる常連客の人生の悩みや葛藤について描いている。当時の実体験を描きながら、自身の苦労や葛藤も、この曲には込められているのだと思う。
ハーモニカとピアノが特徴的。親しみやすいメロディーとリズム。口ずさみたくなるサビ。ピアノに心を奪われるソロパート。めちゃ好き。
小学生の頃、クラスメートがこの曲をピアノで弾き語りをしていたのを覚えている。ただただ「いい曲だなあ」って思ってた。今思うと弾き語りすごいな。Josh、かっこよかったよ。
50年経った今でも、世界的に有名で愛されている名曲。
最近のライブ映像を見ると、若者がこの曲を一緒に歌っている場面がある。作曲当時生まれてもいなかった人たちだよ。世代を超えて愛される曲って凄すぎる。
4. アイネクライネ(米津玄師)
2014年。アルバム『YANKEE』。ジャンルはポップ、ロック。
なんか世界観がすごいと思う。歌詞は深いから、簡単に考察はしないでおくね。逆に何も書けないな。
MVを見るといいと思う。イラストは米津玄師が自分で描いている。すご。絵が綺麗。米津玄師節。ちなみに再生回数は3.5億回。
米津玄師の曲の中だと比較的シンプルな曲調と構成な気がするけど、よく聴くといろんな音を使ってることに気づく。音が少ないわけじゃないのに心地よく耳に届く。あと、歌詞が伝わりやすくて、聞き取りやすいメロディラインも魅力だと思う。
やさしい。けどちょっと悲しい。でもやっぱりあったかい。いい曲だ。
5. タッタ(ゆず)
2017年。『歌おう』EP、アルバム『YELL』に収録。ジャンルはポップ。
とにかく元気で明るい曲調。歌詞も元気と勇気がもらえる。めちゃキャッチー。「たった一度きりの人生」だから君はどう生きる?みたいなメッセージがあると思う。自分らしく生きるとは何か、どんな生き方をしようか、を考えさせられる深い曲でありながら、一聴で心を掴まれる超絶明るい曲。最初のインパクトが強くありながら、ちゃんと聞けば内容は深いって曲として完璧だと思う。
EPのバージョンとアルバムのバージョンがあるけど、私は元のEPのバージョンのが好き。アルバムバージョンはエレキギターと電子音がしっかりいてアルバムの色がある。こっちもかっこいいけど、元の曲はアコースティックギターを弾いていて、その温かみが好き。あとはしっかり聞こえるタンバリンの音。
この曲はタンバリンの音が好きなんです。元気!ポジティブ!楽しい!最高!って感じ。MVも楽しげで、観てる人も楽しめる。観た方がいい。聴いた方がいい。
アルバムバージョンはこっち。